ジャバ・ザ・ハットリ

ベルリンのITスタートアップで働くソフトウェアエンジニア

「外国のIT会社で働くこと」は無料のプログラミングスクール&英会話教室

2020-03-22海外スタートアップ事情

外国のIT会社で働くことはある意味では無料のプログラミングスクール&英会話教室でもある。

特に英語もIT技術もどちらもイマイチみたいな人にとっては働いてるだけでも爆伸びする環境。人によってはできるだけ使った方が有効なのに、と思う。これはとても有効な飛び道具ではあるが、それ相応のリスクもあるのでその辺りに関して以下に書いた。

「どれだけ勉強しても英語ができるようにならない」

「ITスキルがいつまでも身につかない」

とお悩みをお持ちの方は荒治療ではあるが、ガツンと外国にある日本人のいない外国企業に入ってITエンジニアとして働いてみてはいかがだろうか。爆伸びすることだけは保証できる。

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その勉強は本当に効率的?

シティーズという海外転職や海外移住を目指す方向けのQ&Aサイトを運営している。そこにご質問される方のほとんどはこれから海外で働くことを目指している方達だ。マジメな方に多いのが「あと*年ほどプログラミングスクールに通ってスキルを身につけて、英会話の勉強をして、できたら*年後ぐらいにはA国に行って、」という計画を持っていたりする。

その時に持つ正直な感想は「そんなに年数かけずに、もっと前倒しでもいいのに」と。

学習やトレーニング期間なんて短く終わらせるべき。この世でもっとも効果的な学習の場は実践の場だ。さっさと実践に移った方がスキル習得では有効なのだ。

プログラミングスクールの学習内容で「GitとGitHubを学ぶ」というのがあった。確かにまったく知らない方はGitのコンセプトを学ぶ必要があるが、その概念やコマンドをひと通り覚えたら、とにかく実践した方がいいだろう。

Gitなんてブランチにプッシュしてめちゃくちゃなコミットログをみんなに見られて「汚いねー」と言われたり、めちゃくちゃなgit graphをなんとかコマンドを駆使してマトモに戻す経験から学んだ方が習得が早い。それにこれらはなかなか型の決まった学習では得られない。

英語で恥をかいた回数が上達の目安

あなたは英語で恥をかいたことがどれほどあるだろうか。

なんの自慢にもならないが、私はかなりある。言いたいことが英語でさらりと言えなくて悔しい思いをしたこと。プレゼンで英語が出てこなくて言葉に詰まったこと。電話口で相手が何を言ってるのか分からなくて、四苦八苦したこと。

そうして恥をかきまくったからこそある程度の英語が身についた、とも言える。

英語の文法や単語を覚えたら後はそうした実践から学ぶことが多くなってくる。いつまでも教科書を読むだけでは分かったつもりになっているだけで言葉が出てこない。

英語は教科書の予行練習ばっかりやってないで、仕事の場でミスしたらダイレクトに仕事の成果に影響するようなヒリヒリする場で実践した方が学習効果は遥かに高い。

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学習にはお金がかかる

ひとつハッキリさせたいのが学習にはお金がかかる、ということ。仮にプログラミングの学習にかかるコストを捻出するために工事現場のアルバイトをするとしたら、それはとても非効率だろう。

その点、IT会社に入って働けば学習しながらさらにお金がもらえる、となる。余計なことに時間やお金を奪われることなく一直線にスキルが身につくのだ。

さらにそこに「外国の会社で誰もが英語で話しをしている」となると英語までマスターできる。

ただ、ここにはリスクが伴う。

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クビがあるのでお気をつけて

外国の会社にはよくクビがある。オファーをもらっていざ働きだしたとしてもスキルレベルが合ってないと分かると最初の1,2ヶ月であっても退場させられることがよくある。

そこは注意して、しっかりとその打開策を身につけておかなくてはいけない。

クビの打開策というのは「外国で職を得るスキル」を身につけておくこと。

基本的に英語圏のIT職に就いている人達の「職を得るスキル」はとても高い。仮に今の職が無くなっても「職ぐらいまたどっかから取ってやる」という気概を感じるし、スキル的にもある。

これがなければ人材流動性の高い場所では生きていけない。

ひるがえって日本の雇用状況を見ると昔ほどではないにしても人材流動性は非常に低い。日本の職場である朝、同僚がクビになる現場に遭遇することはマレだろう。そんな状況から日本で働く人達に「職を得るスキル」を身に着けましょう、といってもちょっと難しい。

このスキルはプログラミングスクールや英会話教室では絶対に教えてくれない。

「外国で職を得るスキル」を身につける方法はただひとつ、実践あるのみ。いろんな海外の会社にバンバン履歴書を送りつけて、技術面談をしまくって、不採用になっても分析して攻略していくことでしか身につかないスキルなのだ。「外国で職を得るスキル」は必ずしも技術力とイコールではない。確かに技術力は必要ではあるが、それだけで海外の会社への転職が成功するとも限らないからだ。ここはナメてはいけない。多少は苦労したとしても踏ん張ってしっかり身につけておくことで後々に何倍にもなって返ってくる。

逆に「外国で職を得るスキル」を持たないまま、海外に出てしまうとかなり苦労することになるだろう。

だからこそ勉強なんてそこそこにして、とにかく実践の場に挑んでそこから学んだ方が速いですよ、と言いたい。

それに勉強なんかより、外国の会社に入って英語でプロジェクトにかかわった方が何倍も楽しいし。

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