ジャバ・ザ・ハットリ
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英語で話せばココロがつながる鉄板の英会話ネタ

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    ジャバ・ザ・ハットリ

ハッキリ言ってそんなに社交的でもしゃべり上手でもない。それでも日本ではそこまでちょっとした会話(英語で Small talk)に苦労はしなかった。やっぱり日本語は母語だし。でも海外に出た途端に事情が変わってきた。ふとした拍子にでも、とにかく英語でなにか話さないといけない。

CEO とばったりエレベータで鉢合わせした時。オフィスのソファに美女が座ってた時。電車でたまたま同僚に会った時。そんな時に気まずい沈黙を何度も何度も経験して、鍛えられ続けて解決方法を見つけるに至った。

結論から言うと、「英語のしゃべりは準備が9割」。

準備無しにおのれのセンス1発でスカーンと絶好のギャグを美女にかましてやるぜ!とか無理無理無理無理無理無理無理無理。

そんなこと考えないで、しっかり準備して予行練習をいろんな場所と人で試して試して試しまくった鉄板の会話ネタを持っておいて、それを言うべき。だって母国語じゃないんだから。そら準備が必要でしょう。

もしこの記事を読まずに私がオフィスで話してる姿を見たら「あの日本人、英語でペラペラとよーしゃべっとるなー」と思うかもしれない。ただ実際には同じ持ちネタを何度も繰り返し同じように言ってるだけ。

正直に言ってこれはなんか恥部をさらすようで恥ずかしいのだが、公開してしまいます。

鉄板の英会話ネタ。ではどうぞ。

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1.そのスマフォなんや?

ちらっとでもスマフォが見えたら、すかさずこう言う。

「おい君!そのスマフォなんや?それ好きか?」と。

英語だったら「Yo! What phone is that? You like it?」って感じ。

スマフォは誰でも持ってて、誰にでも必ず意見がある。今、持ってるのが気に入ってても、そろそろ買い替え時でも、なんかある。これは IT 屋さんだけの話しではない。まったく IT っぽくない人でもスマフォにだけはなんか意見がある。

ヨーロッパでもしっかりスマフォのまわりに飾りとかつけてるギャル居ます。そんなモンを見つけたらちょっとディスり気味に「なんやそれ!?好きか?」と言ってみましょう。

現代ではスマフォとその人のアイデンティティがかなり近くなっているので、ちょっとぶっきらぼうでも意見をぶつけることはいい会話のオープナーになる。これ鉄板。

それと IT 関連で働いてる人なら普通に勉強になるし。国籍や年齢、性別が違うとそれぞれにスマフォに対するスタンスも異なって、話も楽しい。

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2.その服どこで売ってんの?オレそれ買うわ

ちょっといい感じの服を見つけたら、すかさずこう言う。

「そのジャケット!カッコいいなー。どこで買ったん?それとまったく同じの買って着てもいい?」

ヨーロッパの褒め文化の中では「そのジャケットいいね」とか「どこで買ったの?」ぐらいのレベルだったら、よくいろんな人が言ってるし珍しくもない。まーそう褒められたらきっと嬉しいんだけど、パンチ力がいまいち。

そこで後半の「それと同じの買って着てもいい?」ってのがポイント。ハッキリ言って私は人が着てる服と同じの買ったことなんて1回もないし、これ何回も言ってきたけど本当に買って着ようと思って言ったことは1回もない。イヤやそんなん。

でもな、ちょっと相手の服の袖とか触って「もう今日店に行ってこれと同じの買うわ!買う」とか言うとちょっと相手も気味悪がってヒキ気味になるんよね。あー楽しい。こういう変なテンションに引き込んで会話を盛るのもアリでしょう。

もちろん女性の服でも言う。

何にしても基本である「褒め文化」をしっかり守ること。

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  3.週末なにしてた?って回答の珍しい例

何度も何度も聞かれる同じ質問のひとつが「How was your weekend?(週末どうだった)」もしくは「What are your plans for the weekend?(今週末はなにするの?)」

日本だとそんなに聞かれなかった気がする。でも海外に出てからみんな「週末、週末」って何回も言いやがって、質問それしかないんかって思う。さらにこの質問には真剣に週末の予定を語っても、だいたいは面白くもなんともない。

「週末は友人とバーベキューを。。。」って「あーそう」ってことでしかない。よっぽどなんかないと会話が盛り上がらんし続かない。

で、これはまったくの実話なんだけど、その週末の質問した時にその返しとして「神がこの世を7日で創った話」をした奴がいてね。多分、週末 => 7日目 =>   神の創造 ってイメージだったんだろうけど。そのあまりにユニークな回答にとても感動してしまいまして。いろんな人から週末の話題をふられるたんびにそいつの話をしてる。

「いや、そうやって『週末どうだった?』って質問されたらその返しに、神が7日で世界を創った話する奴がいてな。いやこれマジ。マジ。」って。

あんな珍回答はなかなかお目にかかれないし、みなさんに共有しておこうかな、と。

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まとめ

いいですか。ここまでザーっと書いて、自分で書いたことを読み返して恥ずかしさが増してきた。

なんか普段、自分が英語で言ってることそのまますぎてもろに自分がにじみ出てて恥ずかしい!もうやめや。

要は会話のネタは元から用意しておいて、それを何人にもの人に同じようにしゃべりまくってネタをブラッシュアップするってこと。同じネタなら反応もほぼ同じで臨機応変に対応しているように見えて、それは定番の返しで、なんでも話せているように見える。

英語をペラペラしゃべっているように見えてもタネも仕掛けもあって、理屈は「鉄板ネタがある」というただそれだけ。

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