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英語とプログラミングが勉強できる動画集
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- ジャバ・ザ・ハットリ
YouTube には英語でプログラミングを解説する動画が山ほどある。これらは英語のリスニングの勉強と同時にプログラミング知識も身につくので重宝している。私は常に50本近くのこれらのビデオファイルを iPhone の中に入れておき、ちょっとしたすきま時間に視聴している。
探せば日本語で解説しているプログラミング解説の動画もあるだろうが、どうせ同じ内容の説明を聞くなら英語の方が勉強にもなるし、なにより職場の会議なんかで使っている生の英語にとても近い。はっきり言って職場で交わされる英語と英語教材の英語との間には大きな隔たりがある。はじめてシンガポールの日本人の居ない会社に飛び込んだ時に感じたのは「オレの勉強してきた英語と違うぞ!」だった。普通の英語教材で IT 用語なんて使わないし、オタク野郎の独特のしゃべり方なんて学びとれない。
もし本エントリーをご覧の方で少しでも海外転職や日本人の居ない職場環境で英語での仕事をお考えならば、英語で解説するプログラミング動画オススメです。
ただ同じ英語と言ってもアクセントごとにそれぞれの英語がある。以下はその例。
イギリス英語
イギリスが英語発祥の地でイギリス英語が正当な英語ザマス、とお考えなら以下の動画。
Ruby Trick Shots: 24 Ruby Language Tips and Tricks - YouTube
もう出だしの「Hi!」の言い方からイギリスって感じがする。
Operating on search matches using gn
「all about」とか「all you have to do...」と all の言い方がアメリカ英語と異なり、なかなかに興味深い。
アメリカ英語
検索して出てくる動画のほどんどはアメリカ英語なので、あえて挙げる必要もないかもしれない。が、とくにオススメしたい動画だけ貼っておく。
Ben Orenstein - Write code faster: expert-level vim (Railsberry 2012) - YouTube
Aloha Ruby Conf 2012 Refactoring from Good to Great by Ben Orenstein - YouTube
この動画に出てくる Ben Orenstein 氏は素晴らしいエンジニアだが、それだけではない。彼はエンジニアであると同時に優れたエンターティナーだ。テック系のイベントで話してることは単なるコードのことでも独特の魅力で観客を惹きつけてしまう。
さらに彼の英語はどこかでボイストレーニングでも受けてんか?、というぐらいに明瞭だ。まるでアニメの声優のような発音をする。初心者の方で英語のリスニングとプログラミングを同時に勉強するならかなりオススメ。
ただし、私は職場でここまで明瞭に話してくれる人にまだ会ったことはない。だいたいはウダウダ話す。日本の職場でテレビのアナウンサーみたいな明瞭な日本語で話してくれる人が居ないのと一緒。
インド英語
Design Patterns For Beginners - YouTube
「私はインドで働く予定はないし、インド訛りの英語は勉強する必要ないな」と考えてはいけない。シンガポールでもアメリカでもヨーロッパでも IT 系の職場には必ずインド出身の優秀な技術者がいる。ミーティングになれば彼らの話す独特のアクセントの英語が分かるか分からないかが、あなたの仕事に大きく影響する。
インド英語にはある種の慣れが必要だ。こうした動画を見て聞いておくことは必ずプラスになる。
様々な英語の動画を貼ったが実際の職場で交わされる英語はこれらが縦横無尽に組み合わさった感じだと思っていただければちょうどいい。特にシンガポールなどの多国籍多宗教多人種な職場だと、どの英語が正しい発音とか言ってられない。誰もが独自のアクセントで言いたいことを言い合う。そのためにはこうした動画で鍛えておくのが有効。
後、英語とプログラミングを同時に勉強するなら、私の一番のオススメはこちら。