ジャバ・ザ・ハットリ
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「街のゴミ箱」という題名でヨーロッパの街のゴミ箱の写真を毎日投稿し続けて50日になった

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    ジャバ・ザ・ハットリ

「街のゴミ箱」という題名でヨーロッパの街のゴミ箱の写真を撮って毎日欠かさず投稿し続けて50日になった。だいたい何をやっても続かないザ・3日坊主の私にとって50日の連続投稿は快挙。

50日目を記念して現時点での成果を振り返ってみます。

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実質的な意味では特に得る物は無し

フォロワーが増えるとか実質的な成果は無い。始めた当初はちょっと期待したが、まー企画の内容自体にそこまで人を惹き付ける要素がある訳でもないのが原因だろう。所詮はゴミ箱。

よほどの人でもない限り「おお!ゴミ箱の写真、前から見たかったんだよなー。フォローしよ」となる訳が無いので当然と言えば当然。

ただこれはあくまで実質的な意味での成果の話。元々がこの企画を考えた段階でそこまで実質的な成果を求めて始めた訳でもないから、まーいいの。

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しょうもなくても自分の自信にはなる

おそらくこれが最大の成果。「オレって何をやっても続かないなー」みたいな考えを持つとどうしても自信喪失してネガティブに響く。

いろいろと個人開発アプリを作ってきて、結局本当に大切なのは「継続的な運営」ということに気が付いた。アプリ開発なんて作ってる時は楽しい。でも本当の勝負は公開した後、何年間も継続的に運営し続けることこそが大切でそこが勝負の分かれ目になる。

それなのに開発者本人が「アタシは3日坊主だし」なんて自己認識では絶対にダメだ。だからこの3日坊主グセをどうにかして克服したかった。

そこで連続投稿のノルマを自分に課して、とにかくそれを実際にやりこなすことにした。するとその過程が積み重なり「こんなオレでも50日も続いているわ!」という、しょうもなくてもその実績が自信になった。

どんな非モテでも意中の異性といい感じになれた途端に自信がつく、みたいなのと同じだろう。とにかく「コツコツ継続」に関してちょっと自信がついた。

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企画はできるだけカンタンに

この企画の元ネタはアメリカの SNS マーケティングのスペシャリスト Gary Vaynerchuk   の話からだった。

YouTube - Advice to a Young Man That Many of You Need - GaryVee

Gary がオフィスに相談に来た人への回答として言ってたこと(意訳)

  • Gary「じゃあ今日から1日に20投稿するんだ。それぐらいを継続してやらないと意味がない」
  • 相談者「20も?1日に?」
  • Gary「数が重要なんだ」
  • 相談者「でもクソは投稿したくないんだ」
  • Gary「クソってのはただの君の主観。それと君はコンテンツに対する考え方を変えた方がいい。コンテンツは全部自分で作るんじゃない。ニューヨークの街の人々を使うんだ。例えば同じストリートで同じ時間に同じ質問を通りゆくいろんな人にしたとする。『今シーズンの New York Jets はどう思いますか?』って。そこにいいタイトルつけて毎日投稿し続けたら、すごいクールなコンテンツになるんだ。一貫したテーマ性にたくさんの人々を重ねるんだ。オレが今この YouTube で君の相談にのってる動画も同じ理屈。だろ?」

Gary Vaynerchuk って人は理屈言うたけじゃなくてすごい量のコンテンツを毎日いろんなプラットフォームに投稿してて、理論が実践で証明され続けている。とにかく SNS 運営に関しては参考になるオッサンだ。

SNS をマーケティングに活用したいとお考えの方にはオススメです。アメリカでは本も売れてるみたい。言ってることは参考になるけどその雰囲気が日本に合わないのが原因だと思うのだが、日本語訳はほぼ無い。

3日坊主の私にとって Gary の言うインタビューはキツい。街中で知らない人をつかまえてインタビューってソッコーでイヤになってやめるのが分かっていた。

そこで自分でもできる毎日投稿ってなにかなー?、と考えて「ゴミ箱」に至った。どこの街にもあってネタには一生困らない。ゴミ箱はしゃべることも撮影を拒否することもなくそこにあるだけ。変な気合を入れて「難しいことを毎日やるぜ!」とかやらないでよかった。

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まとめ

ここまできたらもうちょっとやるけど、やっぱりなんかの成果が欲しい。やっぱり企画内容をもうちょっと練るべきかなー。

というかそんなゴミ箱の写真よりも自分の個人開発アプリの方をもっとなんとかしたいんだけど。

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